記事日付 | 20090320 |
タイトル | 狂犬病-イスラエル:イヌ、中東 |
国名 | イスラエル   |
感染症名 | 狂犬病 |
概要 | |
和文 | http://journals.cambridge.org/action/displayAbstract?fromPage=online&aid=4388052 出典:D David, N Devers, BA Yakobson, I Davidson: Emergence of dog rabies in the Northern region of Israel. Epidemiology and Infection,137: 544-8; DOI:10.1017/S0950268808001180 1979-2000年の間は、イスラエル北部地方の主な狂犬病保有動物はキツネであった。1998年にキツネを標的としたoral vaccination programme (ORV 経口ワクチン計画)が実施され、この地域から狂犬病は根絶された。その後の2004-2007年の間に採取された狂犬病ウイルス株の生物・分子学的特徴から、同北部では野良犬が主な保有動物として浮上する一方、家畜でも少数の感染が報告された。キツネとイヌから分離されるウイルスは分子学的特徴が異なっており、別の2つの系統であることが示唆されている。キツネによる狂犬病から、イヌによる狂犬病へと変化したことは、イヌとヒトとの近接性を考慮すれば、公衆衛生上の重大な問題となる。 [Mod.AS注-イヌによる狂犬病はurbanic、野生動物による狂犬病はsylvaticと呼ばれる...長文のコメントあり] 地図 http://www.lib.utexas.edu/maps/middle_east_and_asia/txu-oclc-192062619-middle_east_pol_2008.jpg |
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