記事日付 | 20090326 |
タイトル | Wheat stem rust(小麦黒さび病)- |
国名 |   |
感染症名 | Wheatstemrust |
概要 | ケニア、ウガンダ、エチオピア、スーダン、イエメン、イラン: strain Ug99、 resistance breeding 抵抗株の開発状況 |
和文 | http://www.globalrust.org/uploads/file/stem_rust_release_eng.pdf The Borlaug Global Rust Initiative 2009 Technical Workshop (Mexico)において、ケニア、ウガンダ、エチオピア、スーダン、イエメン、イランに、Ug99と呼ばれる新たに発生した危険なstem rust(黒さび病)が発生し、南アジア方面に広がりつつあることが確認された。さらに離れた地域への拡大も否定できないと科学者らが述べた。世界中で農地で栽培されている品種の90%が、この病原体に対する抵抗性を持っていないと見られている。発表された新たな研究によると、Ug99への耐性に加え、現在の一般的な品種よりも収量の多い新たな小麦の品種の開発に大きな進歩(ブレイクスルー)があった。新たに開発された高収量タイプの小麦は、plant breedersが"multiple minor genes" と呼ぶ、Ug99耐性をもつ成分が含まれている。この方法では、1-2種類のmajor genesがもたらすようなレベルの防御効果は認められないが、十分有効性がある。真菌にgenetic barriersを超えさせることにより、この新たな小麦品種は、今後長期間に渡って起きる将来の黒さび病の変異に対しても抵抗性を示すと信じられている。 ...やや長文、原文参照願います |
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