感染症速報詳細

記事日付 20090330
タイトル 鳥インフルエンザ-エジプト:ヒト(63) 60人目の患者
国名 エジプト    
感染症名 鳥インフルエンザ
概要 2才の女児がH5N1鳥インフルエンザウイルスに感染していることが公表された
和文 http://www.tv5.org/TV5Site/info/article-Grippe_aviaire_une_fillette_de_2_ans_contaminee_en_Egypte.htm?idrub=15&xml=newsmlmmd.79f966c4fbe89faa3e1c0481a8818668.761.xml
エジプト保健人口省は28日、2才の女児が高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルスに感染していることを公表した。2006年初以来、エジプトにおける60人目の患者となる。この女児の居住地は明かされていないが、現在入院中で症状は安定していると、同省広報担当者が述べた。鳥インフルエンザによりエジプトでは23人が死亡しており、その多くは、農村部の家禽を主に担当する女児や成人女性である。相当な努力が払われているが、当局は住民らの習慣を変えることには成功しておらず、先祖伝来である自宅の裏庭での家禽の飼育を続けている。広報担当者は、エジプトにおける鳥インフルエンザによる死亡数は、他の感染発生国に比べ低いと説明した。WHOは最近、明らかにyoung children(小児)が、鳥インフルエンザウイルス感染に対する感受性が高い理由に関する調査研究を開始した。2008年10月、世界的パンデミックにつながる可能性のある鳥インフルエンザ対策費として、Washington(米国政府)は3億2千万米ドルの予算を割り当てる中、エジプトにおいて鳥インフルエンザの国際会議が開かれている。

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