記事日付 | 20090401 |
タイトル | 日本脳炎-米国:FDA認可ワクチン |
国名 | 米国   |
感染症名 | 日本脳炎 |
概要 | FDA Approves New Vaccine to Prevent Japanese Encephalitis |
和文 | http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2009/NEW01981.html 米国食品医薬品局は、30日、Japanese encephalitis (JE 日本脳炎)用ワクチン IXIAROを認可した。IXIAROは、米国で使用できる唯一のJEワクチンとなる。感染流行の発生が知られている地域に旅行もしくは滞在する場合、同ワクチンにより感染予防効果が賦与されると、the FDA's Center for Biologics Evaluation and Researchの責任者が述べた。アジアでは毎年3-5万人がJEに感染し、1万-1.5万人が死亡している。米国内でJEが見られることはまれで、アジアに滞在したことのある市民や兵士らの中で、ごくわずかの患者が報告されているに過ぎない。...日本脳炎の症状についての説明...IXIAROは、細胞培養技術を用いて製造された2nd-generation JE vaccineで、有効性とともにワクチン製造過程における信頼性の面でも改善をもたらせた。この技術は、bank of cells を利用し、必要時にはワクチンの安全性や効果を落とすことなく、大量生産することも可能にした。800人以上の欧米の健常人について臨床治験が行われ、IXIARO ともはや米国では製造されていないJE-VAXのいずれかを接種された。この研究でIXIARO は、JEに対して満足すべき血中抗体レベルを与えた。JE-VAXが3回の接種が必要であったが、IXIAROは 2 dosesで済む。副作用に関しても問題はなかった。 For more information http://www.cdc.gov/ncidod/dvbid/jencephalitis/ http://www.fda.gov/cber/vaccines.htm [Mod.CP注-現在、Asiaやその他の地域内で、旅行者用に使用されている数多くのワクチンが存在する。これらのワクチンが全てライセンスを与えられているわけではない。たとえば、the UKには2種類のワクチン -- JE-VAX and 'Green Cross.'--があるが、いずれも現在のところ unlicensedであり、rapid and normal vaccinationの接種スケジュールは同一である。これらのワクチンには、マウス脳由来のformalin-inactivated Nakayama strain virusが含まれている。少量のthiomersalも含まれている。不活化ワクチンであり、生きたorganismsは含まれていないため、予防を目的としている疾患に罹ることはない。The IXIARO vaccineは、これらの不活化ワクチンに対してある程度の優位性を有していると 思われるが、コストは高くなるだろう。] |
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