記事日付 | 20090403 |
タイトル | 黄熱-ブラジル:(サンパウロSP) 南米(20) |
国名 | ブラジル |
感染症名 | 黄熱 |
概要 | 黄熱の母児感染が確認され、当局を驚かせている |
和文 | http://noticias.terra.com.br/brasil/interna/0,,OI3672572-EI306,00.html サンパウロSao Paulo州内陸部の黄熱感染流行に取り組んでいるUniversidade Estadual Paulista (UNESP)の公衆衛生医師らは31日、母親から児への黄熱感染を発見したことに驚いている。これまで報告がなく、この種の感染がおきたことは脅威であると述べた。黄熱YF感染妊婦から生まれた男児は、出産時に黄熱に感染していた。今後、黄熱感染のある妊婦にはより一層注意しなければならないと述べた。2月27日に始まったサンパウロの黄熱感染流行において、3月31日にさらに2人の感染例が報告された。これまでに報告された患者数は、州南部のPiraju, Sarutaia and Itatingaの各市の合計8例に達した。ワクチンの一斉接種が、医療機関だけでなくスーパーマーケットでも行われている。各市の住民の90%以上がワクチンを接種された。しかし、健康上最も懸念されるのは、森林の感染循環が都市部に移動することを防止することである。これまで、全ての患者が農村部の患者であった。 [Mod.LJS注-黄熱ウイルスはフラビウイルスであり、デングウイルスなどの他のフラビウイルスも経胎盤感染する可能性がある。現在は孤児となってしまった、かわいそうなこの乳児も、黄熱の都市化という公衆衛生上の脅威にはなり得ないし、もし都市化が起こったとしても、それはまれな垂直感染の1例によって発生することはない] 地図 Brazil showing the location of Sao Paulo state http://www.lib.utexas.edu/maps/americas/brazil.jpg |
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