記事日付 | 20090409 |
タイトル | 鳥インフルエンザ-エジプト、ベトナム:ヒト(71) WHO |
国名 | エジプト   |
感染症名 | 鳥インフルエンザ |
概要 | [1] エジプト - cases 61, 62 & 63, WHO confirmed Avian influenza situation in Egypt - WHO Update 10 |
和文 | http://www.who.int/csr/don/2009_04_08a/en/index.html エジプト保健省は新たに、3人の確定された鳥インフルエンザ感染者を報告した。1人目の患者は El Behira governorate(県)Kom Hamada Districtの2才の男児である。この患児は、2009年3月27日に発症し、30日にNaaora Fever Hospitalに入院となり、同日よりオセルタミビル(による治療)が開始された。現在、容態は安定している。2人目も同じ地区の2才男児で、上記の患児の周辺調査の中で発見された。この男児は2009年3月31日に発症し、4月1日に Damanhor Fever Hospitalに入院となり、同日からオセルタミビルが開始され、現在容態は安定している。いずれの男児にも発病前の病死した家禽との接触があった。両男児との濃厚接触者が同定されているが、感染徴候があるものはいない。3人目はQaliobia [Al Qalyubiyah] governorate、Shubra El Khema Districtの6才男児で、2009年3月22日に発症し、同28日にAin Shams University Hospitalに入院し、4月3日からオセルタミビルが開始されている。この男児には、発病前の病死した家禽との接触があった。現在、危険な状態にある。上記報告のいずれの3症例についても、the Egyptian Central Public Health LaboratoryにおけるH5N1鳥インフルエンザウイルス検査で陽性がが確認され、次いでthe U.S. Naval Medical Research Unit No. 3 (NAMRU-3)で追認されている。エジプトではこれまでに63人の患者が確認されており、うち23人が死亡した。 [2] Viet Nam - 55th fatality, WHO confirmed Avian influenza situation in Viet Nam - WHO Update 5 情報源:World Health Organization (WHO), EPR, Disease Outbreak News 、2009年4月8日。 http://www.who.int/csr/don/2009_04_08/en/index.html 2009年4月8日、ベトナム保健省は新たに1名のH5N1鳥インフルエンザウイルス感染が確定された患者を報告した。この患者の確定診断は、the National Institute of Hygiene and Epidemiology (NIHE)で行われた。患児は、Dong Thap省Chau Thanh地区の3才男児である。この男児は、2009年3月12日に発症し、同13日に入院したが、同19日に死亡した。感染源の調査により、発症前に病死した家禽との濃厚接触があったことが判明している。ベトナムではこれまでに110人の患者が確認され、うち55人が死亡した。 [Mod.CP注-WHOにより確認されたH5N1鳥インフルエンザウイルスの感染患者はすべて6歳以下の小児であった。2008年末以降のエジプトでのヒトでの鳥インフルエンザ感染再興以後、患者13人中12人が6歳以下であり、いずれにも病鳥や死鳥との接触歴が認められている。家族内での感染拡大は発生していない。] エジプトの最新の13人の患者らの発生地域の地図 http://www.saidr.org/en/humans.php#050409 |
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