記事日付 | 20090411 |
タイトル | 麦角中毒-ウガンダ:KABALE、疑い |
国名 | ウガンダ   |
感染症名 | 麦角中毒 |
概要 | 下肢の壊死と、大陰唇の壊疽のある女性は、ergot(麦角)中毒が疑われる |
和文 | 2009年2月20日に入院となったergot(麦角)中毒が疑われる患者について報告する。24才の女性1名が、大腿とふくらはぎの壊死病変と、大陰唇と左足指のgangrene壊疽のため入院となった。これらの病変は切除され、ゆっくりではあるが改善した。顆粒球増多を伴う白血球増加が見られたものの、出血時間は正常範囲で、肝炎とHIVのスクリーニング検査は陰性であった。Sorghum [millet 雑穀] が豊富な地域で、毎日食べていたと女性は話している。このことが発生する以前、女性は4人の健康なこどもを産み、問題なく過ごしていた。ergot poisoningによる小血管の収縮が女性の症状の原因であったという以外、他の確実な診断definitive diagnosisが見あたらない。 [Mod.DHA注-...興味深い論文 Angiography in erogotism. Am, J. Roentography 116 (1): 179. (1972) http://www.ajronline.org/cgi/reprint/116/1/179 の紹介など] 写真1 Photo of ergot-affected sorghum http://www.ksda.gov/includes/images/plant_protection/Plant%20Disease/Ergot98.jpg> 写真2 distal necrosis http://www.usu.edu/markdamen/1320Hist&Civ/slides/06plague/necrosis.jpg |
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