感染症速報詳細

記事日付 20090413
タイトル 麻疹-ブルキナファソ:(03) 10倍の上昇
国名 ブルキナファソ    
感染症名 麻疹
概要 19000人以上が感染し、150人の死者が出ている
和文 http://www.irinnews.org/Report.aspx?ReportId=83876
西アフリカ全域で髄膜炎とポリオ感染流行に対するワクチン接種キャンペーンが行われる中、ブルキナファソにおいては、麻疹はこれらの疾患を凌いで、過去10年あまりのうちで最も深刻な感染流行となっていると、保健当局が述べた。WHOによれば、麻疹は小児の主な死亡原因であり、予防可能な麻疹ウイルスが咳やくしゃみを通じで広がっている。同省の疫学専門家は、5日現在19000人以上の麻疹感染者が報告されており、150人が死亡している。1997年以降に報告された年間の患者の10倍以上となっている。1997年にも32000人の患者が報告されている。...2007年に世界中で197000人の小児が麻疹により死亡したと見られている。定期予防接種を受けなかったこどもたちが、感染流行の機会を増やしていると考えられている。..ブルキナファソでの麻疹ワクチン接種キャンペーンが困難であることなど...
[Mod.CP注-人口約1600万人のブルキナファソの麻疹患者数は、2月初旬の2000人弱から、現在19000人と計算され、死者は9人から150人に増えた。...]
[Mod.JW注-ブルキナファソの、2007年の5歳以下の人口はWHOによると270万人で、2007年12月の一斉接種で全ての小児が接種されているはずである。その年の生産児は654000人と見られており、生存している乳児は586000人であった。麻疹患者の増加は2008年11月から始まっているが、全てが乳児ではないだろうし、そのような事実も明らかになっていない。ワクチンの有効性をチェックすべきである]

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