感染症速報詳細

記事日付 20090504
タイトル インフルエンザA(H1N1)
国名     
感染症名 インフルエンザA(H1N1)
概要 2009年5月3日世界標準時3時までに、18カ国で898症例のインフルエンザA(H1N1)の感染が公式に報告されました。
メキシコは506例(死亡例19)の確定を報告しました。メキシコの症例数の急な増加は、以前に採取された検体について過去48時間に実施された検査結果を反映しています。アメリカ合衆国政府は、226例(死亡例1)の確定を報告しました。
オーストリアでは1例、カナダで85例、香港1例、コスタリカ1例、デンマーク1例、フランス2例、ドイツ8例、アイルランド1例、イスラエル3例、イタリア 1例、オランダ1例、ニュージーランド4例、韓国1例、スペイン40例、スイス1例、英国15例が確定していますが、いずれも死亡例はありません。
和文 2009年5月3日世界標準時3時までに、18カ国で898症例のインフルエンザA(H1N1)の感染が公式に報告されました。

メキシコは506例(死亡例19)の確定を報告しました。メキシコの症例数の急な増加は、以前に採取された検体について過去48時間に実施された検査結果を反映しています。アメリカ合衆国政府は、226例(死亡例1)の確定を報告しました。

オーストリアでは1例、カナダで85例、香港1例、コスタリカ1例、デンマーク1例、フランス2例、ドイツ8例、アイルランド1例、イスラエル3例、イタリア 1例、オランダ1例、ニュージーランド4例、韓国1例、スペイン40例、スイス1例、英国15例が確定していますが、いずれも死亡例はありません。

状況に関する詳しい情報は、定期的に更新されるWHOウェブサイトが利用できます。

WHOは、定期的な旅行の制限または国境の閉鎖を推奨していません。病気で海外旅行を延期することや、海外旅行の後で症状が出現した場合の治療は、各国のガイダンスに従って、慎重に検討されます。

カナダは、5月2日、アルバータ州において豚の群れからインフルエンザA(H1N1)ウイルスを同定したことを報告しました。豚は、メキシコから最近帰国した農場労働者のウイルスに暴露された可能性が高いです。その農場労働者は、インフルエンザ様症状を呈し、豚と接触しました。この時点で、人から豚への移動を通じて、ウイルスの適合が起こったという徴候はありません。

よく調理された豚肉と豚肉製品を消費することによって、このウイルスに感染する危険性はありません。

定期的に石鹸と水でしっかりと手を洗うことを推奨します。もしインフルエンザ様の症状が認められたならば、医学的に注意しなければなりません。
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