感染症速報詳細

記事日付 20090516
タイトル インフルエンザA(H1N1) -WHO更新
国名     
感染症名 インフルエンザA(H1N1)
概要  2009年5月15日世界標準時6時までに、34カ国で7520症例のインフルエンザA(H1N1)の感染が公式に報告されました。
和文  2009年5月15日世界標準時6時までに、34カ国で7520症例のインフルエンザA(H1N1)の感染が公式に報告されました。

メキシコは2446例(死亡例60)の確定を報告しました。アメリカ合衆国は4298例(死亡例3)の確定を報告しました。カナダは449例(死亡例1)の確定報告をしました。コスタリカは8例(死亡例1)の確定を報告しました。

アルゼンチン1例、オーストラリア1例、オーストリア1例、ベルギー1例、ブラジル8例、中国4例、コロンビア10例、キューバ3例、デンマーク1例、エルサルバドル4例、フィンランド2例、フランス14例、ドイツ12例、グアテマラ3例、アイルランド1例、イスラエル7例、イタリア9例、日本4例、オランダ3例、ニュージーランド7例、ノルウェー2例、パナマ40例、ポーランド1例、ポルトガル1例、韓国3例、スペイン100例、スウェーデン2例、スイス1例、タイ2例、英国71例が確定していますが、いずれも死亡例はありません。

WHOは、インフルエンザA(H1N1)ウイルス感染症の集団発生に関連した渡航制限は推奨していません。

病気の人は旅行の計画を延期しなくてはなりません。また、旅行から戻った人で、体調を崩している人は適切な医療機関を受診しなくてはなりません。これらの推奨は、インフルエンザを含む、多くの感染症の蔓延を制限することができる賢明な方法です。

状況に関する詳しい情報は、定期的に更新されるWHOウェブサイトが利用できます。
原文リンク