感染症速報詳細

記事日付 20090523
タイトル 鳥インフルエンザ流行状況—エジプト更新
国名 エジプト    
感染症名 鳥インフルエンザ
概要 5月13日から20日までにエジプト保健省は新たに5例の鳥インフルエンザの人への感染を報告した。
和文 5月13日から20日までにエジプト保健省は新たに5例の鳥インフルエンザの人への感染を報告した。

一例目は、Sharkia 地域(Governorate)Kafr Sakr 地区(District)出身の4歳男児。5月10日に発症し、5月11日にZagazig Fever病院に入院。容態は安定している。

二例目は、Gharbia 地域(Governorate)Mahalla 地区(District)出身の3歳男児。5月12日に発症し、15日Mahalla Fever 病院に入院。容態は安定している。

三例目は、Dakahlia 地域(Governorate)Meet Ghamr 地区(District)出身の4歳女児。5月9日に発症し、17日にMansoura Chest病院に入院。5月18日に死亡した。

四例目は、Dakahlia 地域(Governorate)Sherbin 地区(District)出身の4歳男児。5月18日に発症し、同日Mansoura Chest病院に入院。容態は安定している。

五例目は、Sohag 地域(Governorate)Sohag 地区(District)出身の3歳男児。5月17日に発症し、18日にSohag Fever病院に入院。容態は安定している。

感染源の調査が行われ、全ての症例で死鳥や病鳥との濃厚な接触が確認されている。五例全例ともエジプト中央公衆衛生検査所で確定した。

エジプトでは、確定された患者74名中、27名が死亡している。
原文リンク