記事日付 | 20090511 |
タイトル | チクングニア-マレーシア:(ケダKH) |
国名 | マレーシア |
感染症名 | チクングニア |
概要 | 4人が原因不明の病気に罹患し、チクングニアウイルスの感染が疑われている |
和文 | http://www.bernama.com.my/bernama/state_news/news.php?id=410123&cat=nt [Pendang地区において]4人が原因不明の病気に罹患し、チクングニアウイルスの感染が疑われている。ケダKedah州衛生局長は、患者らはKampung [village] Bendang Raja, Kampung Perupuk, Kampung Banggol, and Kampung Charok Tok Min(in the Pendang district)の住民であることを明らかにした。同氏によると、このウイルス性疾患は、Padang TerapおよびKota Setar districtsの住民らの間にも感染が広がっている疑いがある。チクングニア感染が疑われる4人の患者が発生し、調査目的に保健チームが派遣されたと、10日報じられた。Pokok Sena( Kedah)で初めてチクングニアが確認されたのは、2009年3月のことで、200人以上が発病した。蚊族対策が呼びかけられる一方、当局は噴霧消毒を行っている。発熱、関節痛、発疹などが見られる患者は直ちに医療機関を受診するよう、勧告している。 [Mod.注-前回のマレーシアのチクングニアウイルス感染に関するProMED-mailの報告(20090218.0676)では、2009年の早い時期に109人の患者が発生していたと報告されていたが、マレーシアのどの地域で発生したかは特定されていなかった。今回の報告(上記)では、Pokok Sena(Kedah)で200例の患者が発生していることが示唆されている。チクングニアウイルスの感染伝播が、マレーシア半島北部で続いていると見られる。Songkhla province (tinh) はタイ南部にあり、マレーシアと国境を接している。タイ国境にある、マレーシア北部のKedah stateで最近チクングニアウイルス感染例が報告されている (20081217.3963)。国境を越え、Songkhla provinceでチクングニアウイルス感染流行が発生してもおかしくはない] 地図 Malaysia http://www.lib.utexas.edu/maps/middle_east_and_asia/malaysia_pol98.jpg |
原文リンク |