感染症速報詳細

記事日付 20090521
タイトル 天然痘ワクチン-米国:副反応 PROGRESSIVE VACCINIA
国名 米国    
感染症名 天然痘ワクチン
概要 Progressive vaccinia in a military smallpox vaccinee -- United States, 2009
和文 http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm58e0519a1.htm?s_cid=rr58e0519a1_e
Progressive vaccinia (PV)は、かつて vaccinia necrosum,vaccinia gangrenosum, or disseminated vacciniaと呼ばれており、生のワクシニアウイルスを用いて製造された天然痘ワクチン接種後に発生する、まれだが、死亡することも多い副反応である。最近行われたワクチン接種プログラム中に発生した、PV疑い症例について調査が行われたが、いずれも標準の症例定義に一致しなかった。米国では、1987年以降、PVが確認されたことはない。2009年3月2日、ある米海軍病院から、CDCのthe Poxvirus Programに対して、PVが疑われる、天然痘ワクチンを接種された男性兵士1名についての報告があった。この兵士service member は、新たにacute myelogenous leukemia M0 (AML M0)と診断されていた。化学療法後の好中球減少による発熱の精査中に、天然痘ワクチン接種から6.5週間が経過していた接種部位が、無痛性に拡大し、治癒傾向が見られないことに気づかれた。臨床学的・検査学的調査により、このワクチン被接種者は、the Brighton Collaboration and CDC adverse event surveillance guideline case definition for PV (4,5)に合致することが確認された。本報告では、この患者の長期間にわたる臨床経過を要約し、....以下、原文参照願います

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