記事日付 | 20090601 |
タイトル | クリミアコンゴ出血熱-セルビア:コソボKO |
国名 | セルビア   |
感染症名 | クリミアコンゴ出血熱 |
概要 | [1] 夫婦1組が、CCHFにより死亡した |
和文 | http://www.emportal.rs/en/news/serbia/89703.html HINA [Information Service 情報機関]によると、コソボKosovo中心部のMalisevoで1組の夫婦が、ダニ刺咬により感染する出血熱のため死亡した。夫は、プリシュティナPristina[コソボ自治区の首都]の病院で27日に死亡し、 その妻は、その2日前に同じ疾患により死亡している。同じ家族の複数名も、同病院に入院しており、重症ではないものの、Crimean-Congo hemorrhagic fever (CCHFクリミアコンゴ出血熱)と呼ばれる、発熱性疾患に罹患している。2009年、コソボ中央部のMalisevoとKlinaほか4都市から、CCHFの症状のある患者157人が報告されている。夏の暑い季節になり、ダニの刺咬が増えれば、さらに感染拡大のリスクは高まる。プリシュティナの同病院当局は、感染の治療薬は十分にあるとし、ダニの刺咬を受ける可能性がある地域は避けるよう、市民に注意している。コソボで、クリミアコンゴ出血熱がはじめて報告されたのは1957年のことで、その後多くの死者が出ていると、地元メディアは伝えている。 |
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