記事日付 | 20090605 |
タイトル | チクングニア-ベルギー、タイ: |
国名 | ベルギー   |
感染症名 | チクングニア |
概要 | [2] Belgium ex Thailand プーケットへのベルギー人旅行者で、チクングニア感染が確認された |
和文 | 生来健康な、43才のベルギー人女性1名が、4月15日にアントワープAntwerpのthe Institute of Tropical Medicineのトラベルクリニックを受診した。4日間の高熱、頭痛、全身の筋肉痛、皮膚発疹が見られた。4月2-13日の間、休暇でタイを旅行し、プーケットPhuketだけの滞在であった。4月12日にプーケットの病院を受診し、デングNS-1抗原検査が行われたが陰性と報告されている。当院受診時には、体幹と四肢の斑状皮膚紅斑および右足関節の軽度腫脹が認められた。検査所見では、白血球減少(2290)、血小板減少(138000)と軽度の肝トランスアミナーゼ上昇が確認された。デング診断検査が行われた。受診の翌日は解熱したが、その後2-3週間にわたって、強度の関節痛を訴えた。デングのペア血清検査は陰性であった。 Serology (IFAT) 検査で、チクングニアウイルスに対するIgG抗体の4倍以上の上昇が認められた(from 1/16 on 15 Apr 2009 to 1/256 on 29 Apr 2009)。急性期の血清のPCR検査でも、チクングニアウイルスが陽性となった。 地図 Thailand showing the geographic regions http://thailandforvisitors.com/general/regions.html |
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