記事日付 | 20090611 |
タイトル | インフルエンザA(H1N1)-エジプト、レバノン:世界各国(62) |
国名 | エジプト   |
感染症名 | インフルエンザA |
概要 | More cases of flu in Egypt and Lebanon エジプト、レバノンで患者数増加 |
和文 | http://www.thepeninsulaqatar.com/Display_news.asp?section=world_news&month=june2009&file=world_news2009061023528.xml カイロCairo大学の学生寮で、9日新たに5人の外国人の豚インフルエンザ感染が確認されたと、エジプト保健省が発表し、合計患者数は7人となった。レバノンでも、新たに5人の豚インフルエンザ患者が確認されているが、保健省は鎮静化したと述べており、合計患者数は8人となっている。同省当局者は、いずれも弧発例で、接触者対策も実施されているとコメントした。この5人は、2009年5月に、トルコ経由で米国から、もしくはUAE経由でオーストラリアからレバノンに到着した。初めてインフルエンザA(H1N1)が確認された3人は、スペインから帰国したレバノン人1名と、カナダ人旅行者2人で、2009年5月後半に診断された。...Zamalekのthe upscale neighbourhood(高級住宅街)にある、The American University of Cairo (AUC) は、2人のアメリカ人学生のインフルエンザA(H1N1)感染が確認されたことを受け、8日に隔離されている。10カ国からの寮生110人と、124人の教職員が住んでいた。新たな患者はアメリカ人で、20-26才の女性1人と男性4人であり、発端となった感染者と接触があった。..発端の患者は、米国・ニュージャージーNew Jersey州から、ニューヨークNew YorkとロンドンLondonを経由して来た女性1名と、ニューヨークを経由してきたフロリダFlorida州の男性1名である。 [Mod.FE注-レバノンの患者について、エジプトの患者ほどの詳細は情報がないのは残念である。レバノンの患者は海外旅行との関連性があるようだ。これまでに確認されているカイロのAUCの学生の患者たちは、全米各地から来ている。この学生寮で行われている社会との隔離措置が成功し、カイロで多数のH1N1患者が発生しないことを望む。20090608.2117で述べられたように、Cairoのヒトと家禽のいずれにもH5N1同時発生しているため、重要である。エジプトでは最近、79・80例目のH5N1患者が発生している。2008年には119件の家禽のH5N1ウイルス感染流行が発生したが、残念ながら、2009年3月以降、エジプトの家禽での感染流行に関する公式データは得られていない。] |
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