記事日付 | 20090622 |
タイトル | 水痘-スリランカ:肝炎、難民 |
国名 | スリランカ   |
感染症名 | 水痘 |
概要 | 内戦後の国内難民の間で、水痘や肝炎が流行している |
和文 | http://www.uktamilnews.com/?p=806 Vanni [Sri Lanka北東部の選挙区] から数千人のinternally displaced people (IDPs 国内避難民)が逃れてきたVavuniyaaにおいて、水痘と肝炎が流行している。水痘患者は12000人以上で、連日新たに40-50人の患者が発生している。12日までに、およそ28万5千人[2,85,018 in the original text]のIDPがVavuniyaaの難民キャンプに流入しており、48704人は治療後、病院から政府による一時的な診療所へ退院させられている。.. [Mod.CP注-the LTTE (Liberation Tamil Tigers of Eelam) 軍と政府軍との内戦終結後にスリランカ国内に設立された、国内難民用キャンプの環境が、感染症拡大の原因となっているようである。内戦のなか、広範囲の地域でワクチン接種が行えないことから、水痘などの小児の疾患が発生することは予想されていた。この水痘感染流行は、難民キャンプが解消されるか、もしくはワクチンの提供が行われなければ、鎮静化することはないだろう。A型肝炎やB型肝炎などの腸管感染症流行も同じで、、ワクチン対策ができないE型肝炎では、さらに深刻である。E型肝炎流行は現在、ウガンダの難民の間でも問題になっている。肝炎流行の対策として、きれいな飲料水や衛生状況が提供されることが必要である。] |
原文リンク |