感染症速報詳細

記事日付 20090622
タイトル 鳥インフルエンザ-インドネシア:南ジャカルタ 疑い 20090621.2279、ヒト(103)
国名 インドネシア    
感染症名 鳥インフルエンザ
概要 5歳児が鳥インフルエンザにより死亡した
和文 http://birdflucorner.wordpress.com/2009/06/20/south-jakarta-a-5-year-old-child-dies-of-bird-flu-infection/
南ジャカルタSouth Jakartaで新たな鳥インフルエンザによる死者が発生した。RT 07/03 Kel. Tegal Parang在住の5歳児が、19日死亡した。2005年から今日までに、南ジャカルタにおけるH5N1鳥インフルエンザによる死者は合計13人となった。現地の家畜海洋Subserviceの責任者は、スカブミSukabumi(West Java)の親戚宅から帰宅後、Pejaten Barat(South Jakarta)の別の親類を訪れていた。スカブミ滞在中に、多数のニワトリの突然死の報告があった。Pejaten Baratから戻った翌日の8日、患児と2人の年下の兄弟たちは高熱を出し、解熱剤が処方されていた。一旦解熱したが、13日から再び発熱し、Triadapa hospitalに入院した。同院で詳しい検査を受けた後、一旦帰宅を許された。3日後に状態が悪化し、呼吸困難を生じ始めた。再度病院に運ばれ、胸部X線検査で胸水が見つかり、鳥インフルエンザ感染が示唆された。2日間の治療後、18日にPersahabatan hospitalに転院となったが、4時間後に死亡した。
translated from an article in the Indonesia newspaper, Pos Kota http://www.poskota.co.id/berita-terkini/2009/06/20/bocah-korban-flu-burung-meninggal
[Mod.CP注-この記事の取り扱いは慎重でなければならない。WHOは、2008年末以降、インドネシアにおいて、1人のH5N1鳥インフルエンザ患者も確認していない(http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2009_06_02/en/index.html )。2009年、インドネシア国内の鳥インフルエンザ症例の報告の中で、インドネシア保健省もしくはWHOが確認したものはない。臨床検体が検査された事に関する記述がない。火葬されたのであれば、最終的な診断は不可能と考えられる。死亡したのはSouth Jakartaであるが、Sukabumi, West Javaで感染した可能性が高い]

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