記事日付 | 20090615 |
タイトル | ダニ媒介性脳炎-ドイツ:(02) リスク地域 20090614.2209 |
国名 | ドイツ   |
感染症名 | ダニ媒介性脳炎 |
概要 | 20090612.2180に関して ワクチンや診断の地域間格差も考慮すべき |
和文 | Eurosurveillanceの報告内容は間違いないが、短いコメントを追加したい 患者数に基づくリスク評価では、以下の3つのバイアスを忘れては行けない 1) ワクチン接種率による発生率への影響 2) 特に境界部分での過少報告など(医師が診断に不慣れなことや報告システムの不備など) 3) 感染者全体のうち古典的な二相性の経過をたどる患者の割合が低く、感染の第1期だけの場合、診断が不確定 ワクチンが最も有効であることは間違いないが、ダニ刺咬を避けることや、ダニを素早く見つけて傷つけることなく除去することの必要性についての啓蒙も必要である。 |
原文リンク |