記事日付 | 20090627 |
タイトル | インフルエンザA(H1N1)-アルゼンチン:動物衛生(16)、ブタ、OIE 20090626.2322 |
国名 | アルゼンチン   |
感染症名 | インフルエンザA |
概要 | A/H1N1 influenza, Argentina H1N1 インフルエンザA、アルゼンチン |
和文 | http://www.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=8227 [*上記のOIEのウェブサイトにて、表形式となった報告を参照願います] 感染開始時期 2009年6月15日、初報告 新興疾患 人獣共通感染症としての影響[in Spanish] 現在調査中、感染したヒトとの接触が疑われるため 原因ウイルス A/H1N1 influenza virus Serotype: other 感染流行の概要 発生地 ブエノスアイレス: Buenos Aires (San Andres de Giles, San Andres de Giles) biosecurity measuresが実施されていた、自社でrestocking systemを保有する商業的養豚場(4.5-hectares area)で、ブタ以外は飼育していない:(飼育動物の内訳)516 sows(メス), 7 hogs, 2900 castrated(去勢) pigs, 58 young sows, and 2105 sucking pigs(乳で育てられているブタ)。 疫学コメント 6月7-9日の間に、2人の従業員がインフルエンザ症状を発症しているが、受診していないため、診断検査が行われていない。own restocking systemを保有している。最終の動物搬入は2008年7月。biosecurity measures を実施しており、処分される以外にブタは農場から出ることはない。6月24日以降、施設内のブタで臨床症状は認められていない。 [Mod.AS注-上記のRT-PCRの陽性結果が、現在のパンデミックの原因である、新型インフルエンザA(H1N1)ブタウイルス感染を意味するので有れば、世界中で2番目のブタでの感染確認例となる。最初の感染例は、2009年4月にカナダで発生した。アルバータAlberta州の商業的農場のブタでパンデミックウイルスが確認されている。今回のアルゼンチンの情報では、米国や英国でのブタでの感染実験もそうであったように、ブタのA/H1N1ウイルス感染は、事実上無症候性である。カナダの感染において、当初疑われた、メキシコから帰国した人物による感染導入は、後に否定されている。今回のアルゼンチンにおける、ブタの感染源としての2人の関与に関する調査結果が、強い関心を持って待たれる] |
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