記事日付 | 20090627 |
タイトル | 原因不明の死亡-コンゴDR:BAS CONGO(BC)、出血熱疑い、情報提供依頼RFI 20090626.2326 |
国名 | コンゴDR   |
感染症名 | 原因不明の死亡 |
概要 | An unidentified disease killed 5 people in the province of Bas-Congo, DRC [Democratic Republic of the Congo] Bas-Congo, DRCで、原因不明の病気による5人の死亡が発生した |
和文 | http://www.acap-cf.info/RDC-Une-maladie-non-identifiee-tue-cinq-personnes-dans-la-province-du-Bas-Congo_a2364.html Democratic Republic of the Congo (DRC コンゴ民主共和国)西部のMangala村(Bas-Congo [Kongo Central]州都Boma市から約30km)で、今も診断がつかない疾患によるおよそ12人の患者のうち、数日間に5人が死亡した。the Boma health districtの医師の説明によると、(1件目の流行である)感染流行の発生中心と考えられるthe rural health zone of Boma Bunguでは、5人の患者が報告され、ただ1人35才の男性が生存中である。(2件目の流行の)男性2人、女性1人、および14才の少年が入院中で、4歳児1人が死亡した。潜伏期間に関する情報は明かされていないが、吐血と下血および鼻出血が特徴であると述べられている。政府や海外からの支援が届くまで、抗生物質・制酸薬その他のtonicsや、輸液transfusion and rehydrationによる治療が行われている。血液および便検体は、キンシャサ Kinshasaのthe INRB (National Institute for Biomedical Research 国立生化学研究所)に送付された。エボラ出血熱に似た症状のこの疾患により、Bomaの住民らはパニックになっている。これまでにDRCにおいてエボラ出血熱が発生したのは、 1976および1977年のEquateur(West), 1995年の Bandundu(West), 1999年と2000年のOrientale (Northeast), 2007年と2008年のKasai Occidental(Center)においてである。 [Mod.MPP注-DRCにおける出血熱の鑑別診断には、より"common(一般的な)" レプトスピラ症、黄熱、マラリア、クリミアコンゴ出血熱、デング出血熱などがある。より"exotic(例外的な)" エボラ、ラッサ、マールブルグウイルス性出血熱は、the Bas Congo region から報告されたことはないが、DRC国内の他の地域や隣国のアンゴラでは報告されている。2004-5年には、アンゴラにおいて、大規模なマールブルグ出血熱の感染流行が発生した。地理的な面から言えば、DRCのBomaはアンゴラとの国境間近にあり、マールブルグ出血熱の感染流行があったアンゴラ北部のUigeは、DRCとの国境付近にある。DRCでは、以前からエボラ出血熱が報告されている;Kasai Occidental province in 2008-2009, in Equateur Province in 2008, in Kasai Occidental province in 2007, in Bandundu Province (Kikwit) in 1995, in the then Haut Zaire province (Tandala) 1977, and Equateur province (Yambuku) 1996 。DRCにおいてマールブルグ Marburg hemorrhagic feverが発生したのは: 2002年のOrientale (Watsa) inと、1998-2000年の Orientale Province (Durba)である。ニュース記事によると、抗生物質などの併用療法により治療されていることから、細菌性の病原体が想定されているのかも知れない。疫学や検査上の調査に関する情報提供が待たれる] 地図 the Democratic Republic of the Congo http://www.lib.utexas.edu/maps/africa/congo_demrep_pol98.jpg |
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