記事日付 | 20090627 |
タイトル | ウイルス性胃腸炎-イタリア:ブレシアBS ノロウイルス疑い 20090626.2331 |
国名 | イタリア   |
感染症名 | ウイルス性胃腸炎 |
概要 | 2000人以上の胃腸炎感染が報告され、上水道が感染源として疑われている |
和文 | 最近(数日間)、地方および全国紙で、北イタリアのSan Felice del Benacoという小さな町(Lake Garda湖畔[Brescia province, Lombardy region])における、数件の胃腸炎感染流行について報じられている。現在2000人以上の患者が発生している様で、その臨床症状の程度は様々であり、100人以上が現地の病院を受診している。当局は、水質汚染の可能性を疑っていたため、検査目的に、水質と患者の糞便の検体が検査機関 IZSLERに送付された。...公衆の水道および患者の糞便のいずれの検体からも、ウイルスや細菌など複数の病原体が検出された。この結果から、複数の病原体に汚染された水道水が感染流行の原因であることが示唆された。以前のnorovirus genotype 1 and 2 感染例と非常に類似する、ウイルス性胃腸炎の症状と考えられる。 |
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