記事日付 | 20090702 |
タイトル | ペスト-アルジェリア:腺ペスト、情報提供依頼RFI |
国名 | アルジェリア   |
感染症名 | ペスト |
概要 | リビア国境周辺地域などで、50人のペスト患者が報告されている |
和文 | http://www.freerepublic.com/focus/f-chat/2281642/posts 北アフリカ各国は、国内の腺ベスト感染拡大防止強化策を、予防的に、さらに高める方針を取っている。ロンドンLondonに本部のあるAl-Quds Al-'Arabiによると、アルジェリアでは、リビア国境から15km以内で2人の死亡を含めた数人の患者が発生するなど、50例のペスト患者を報告している。このため、アルジェリア政府当局は、リビアとの国境での医療監視を強化した。当局は、Bedouin(ベドウィン族の人々)が、Illizi州から国境を越えてリビアに移動し、アルジェリアに病気を持って再び戻ることを懸念している。WHO広報担当者は、この地域の齧歯類がペストを伝播するのが確認されていると話した。しかし、25年間ヒトでの感染は起きていなかったとし、原因調査中であるが、恐らくノミに曝露した可能性が高く、ヒト-ヒト感染する肺ペストではないため、感染したヒトで感染は終了すると説明した。エジプト、チュニジア、アルジェリア、モロッコの各国政府当局は、ペスト封じ込めのため、緊急対策を実施している。エジプト国境から150km離れた、リビア沿岸部のTubruq市で13人が腺ペストに感染したことを受け、6月にエジプトはリビア国境を封鎖した。リビアのメディアは、ペストによる死者を1ないし3人と報道している。..アルジェリアとリビアの間の国境は全長982kmにも及び、監視の届かない国境を越えたヒトとモノの交流が連日行われている。一部には、ペスト流行はラクダ肉の摂食やcamel fly(ラクダについた虫)の刺咬に関係するとの見方もある。かつて、リビア、ヨルダン、最近では2005年のサウジアラビアで、汚染されたラクダの肉がペストの原因として報告されている。 地図 Algeria http://www.lib.utexas.edu/maps/africa/algeria_admin01.jpg |
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