記事日付 | 20090707 |
タイトル | 炭疽-イスラエル:HAZAFON HZ、ウシ 20090706.2423 |
国名 | イスラエル   |
感染症名 | 炭疽 |
概要 | 肉用牛およそ30頭のうちの1頭が、開口部から血を流して死んでいるのが発見された。 |
和文 | 2009年6月30日、イスラエル北部the Megiddo (別名 Armageddon) areaで放牧されている、肉用牛およそ30頭のうちの1頭が、開口部から血を流して死んでいるのが発見された。このウシの脾臓が摘出され(勧告に反し)、the Kimron Veterinary Instituteに提出された。約2mの深さの穴を掘って埋められた。脾臓の鏡検、培養、PCRの検査により、炭疽感染と診断された。これまでこの地域が炭疽菌に汚染されていることは知られていなかった。数十年来(放牧地として)使用されており、この群れは2ヶ月前から放牧されていた。群れは農場から隔離されてワクチン接種を受け、発熱のあった1頭には抗生物質による治療とワクチン接種が行われた。新たな炭疽感染は発生していない。...20世紀半ばまでイスラエルでは炭疽感染が多く見られたが、数年に1回感染例が確認されるだけの、非常にまれな疾患となっている。今回の発生例をのぞくと、国内南部に1か所だけ地方病感染地域が知られている。 |
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