感染症速報詳細

記事日付 20090707
タイトル インフルエンザA(H1N1)-日本:世界各国(85) タミフル耐性 20090706.2429
国名 日本    
感染症名 インフルエンザA
概要 タミフル耐性ウイルス感染を公表する1週間前に、雑誌への症例報告(投稿)を行っていた
和文 http://search.japantimes.co.jp/rss/nn20090706a6.html
大阪府は、米国の医学誌に、日本で初めてのタミフル耐性豚インフルエンザウイルスの遺伝学的変異が見られた症例についての、研究報告を投稿した。この発見を公表する約1週間前の投稿であったと、5日当局者が述べた。意図的に、manuscript(論文?)を優先させ発表が遅らせた訳ではないと、府衛生当局の当局者が説明した。後から考えると、批判されるようなやり方であったことを反省していると述べた。このタミフル耐性H1N1ウイルスは、発表の2週間前の2009年6月18日に、大阪府の40歳代の女性で見つかった。大阪府公衆衛生研究所でウイルス検体の解析が行われた。研究所の職員が解析結果を米国の雑誌に投稿したのは、6月24日のことであった。しかし、7月5日時点で未掲載だと述べた。府当局は、雑誌投稿から1週間後の7月1日に厚労省に報告し、同省からの勧告を受け、翌日記者会見を開いた。府当局は、ウイルス変異の検査法の検証に手間取ったため、厚労省への報告が遅れたと釈明した。
[Mod.CP注-The oseltamivir resistant influenza virus A(H1N1)vは、2週間以上前に日本で確認されていたようだ。情報発出の遅れについては、理由がよくわからない]

原文リンク