感染症速報詳細

記事日付 20090801
タイトル Blast disease、イネ-ネパール:(JUMLA JU) 20090731.2682
国名 ネパール    
感染症名 Blastdisease
概要 イネの銅枯れ病による、水田の収量減少
Rice blast decimates paddy fields
和文 http://www.ekantipur.com/kolnews.php?&nid=206786
Chhumchaur Jiuloはかつて、世界有数の稲作地帯とされていた。しかし今はそうではない。Jumla district [Mid Western region]の農家は、水田が真菌の病気であるrice blastの被害を受けたため、水田耕作をやめてしまった。2006年まで、海抜850m の Chhumchaur Jiuloの主要農作物はイネであった。しかし、農家によると、当局がこの病気への対策を怠っていた...
[Mod.DHA注-Rice blastは、真菌の _Magnaporthe grisea_ (synonyms _Pyricularia grisea_, _P. oryzae_) を病原体とし、50%以上の収穫を減少させることもある。水、風および機械的な伝播などによって、感染拡大がおこる。抗真菌剤やcultural practices [文化的行動?;agricultural practice 農作業方法の間違いでは]による疾病対策があるが、中心は耐性株への依存である...]
地図 Jumla districtは、北西部・山岳地帯のthe Karnali Zone の一部で、ネパール国内で最も辺鄙で貧しい地域である。食料確保の改善に重要な、継続性のあるサポートextension supportが受けられない事情が、報告からうかがわれる http://ncthakur.itgo.com/districtmaps/jumla_district.htm

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