記事日付 | 20090805 |
タイトル | レプトスピラ症-ソマリア:疑い、情報提供依頼RFI 20090804.2741 |
国名 | ソマリア   |
感染症名 | レプトスピラ症 |
概要 | [1] 毒物混入が疑われていた平和維持軍兵士間の疾患流行は、レプトスピラ症であることが確認された |
和文 | http://www.monitor.co.ug/artman/publish/news/UPDF_soldiers_poisoned_in_Somalia_88893.shtml ソマリアでの平和維持活動中のウガンダ兵士8人は、今もナイロビNairobiの病院の集中治療室で、中毒によると見られる原因不明の病気と闘っている。兵士らは、ソマリア臨時政府と平和維持活動に反対するイスラム原理主義Al Shabaabによる、飲料水への毒物混入によるものと警戒しているが、報道官は、軍事キャンプ以外のソマリア人も感染する一般的な病気と説明した。医師らの原因調査の結果がまもなく公表されることになっている。このウガンダ人兵士らは、モガディシュMogadishuにある、ブルンジとウガンダ双方の平和維持軍のキャンプで3週間前から発生している疾患に感染した50人以上のうちの一部であり、Al Shabaabは7月、ブルンジの平和維持軍に毒物を使用したと主張していた。ウガンダ人兵士のうちの4人は、モガディシュから、ケニアのナイロビNirobi国際病院に治療のため航空機で搬送された。ウガンダとブルンジのキャンプは、約2km離れており、それぞれに貯水タンクをもっている。アフリカ連合の指揮官は、ブルンジ軍で、原因不明の病気が発生していることを明らかにしていた。50人が感染し、4人が死亡した。50人中12人が航空機によりナイロビの病院に移送されたが、回復してブルンジに帰国したと述べた。このウガンダ人兵士らは、発熱と発疹が見られたのち、多臓器不全を発症したとされている。医学担当官は7月24日、ネズミの尿を原因とする細菌感染症で、レプトスピラ症であることを確認したと述べている... [2] 周辺の住民らも感染していることから、毒物poisoningの可能性は否定されている 情報源: Daily Nation (Kenya)、2009年8月3日。 http://www.nation.co.ke/News/-/1056/634368/-/ulkh44/-/ The African Union Mission in Somalia (Amisom アフリカ連合によるソマリア活動)当局は、モガディシュMogadishuの兵士らに発生した原因不明の病気の原因は、water poisoningではないとしている...発熱、下肢腫脹、黄疸などの症状が見られ、ワイル病とも呼ばれる、レプトスピラ症と見られている。基地周辺の住民らも感染していることから、毒物poisoningの可能性は否定されている。 [3] 20090802.2706について 投稿者:Steve Berger、2009年7月31日。 Gideon [Global Infectious Disease & Epidemiology Network]にかけたところ、単一の病原体だとすると、もっとも可能性が高い疾患は炭疽であった。もし主張されているように、兵士らが意図的に感染させられたのだとすると、ソマリアで関連性のある疾患は炭疽だけであり、バイオテロの可能性がある |
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