記事日付 | 20090809 |
タイトル | ボツリヌス中毒-米国:(ネバダNV)、鳥類 20090808.2814 |
国名 | 米国   |
感染症名 | ボツリヌス中毒 |
概要 | リーノーのダックの死亡、ボツリヌス症による疑い Botulism suspected in Reno duck deaths |
和文 | http://www.rgj.com/article/20090731/NEIGHBORHOODS/90731040/1247 7月31日にネバダNevada州のTeglia's Paradise Park(Reno リーノー北東部)を散歩していたSun Valleyの住民が、公園内の大きな池の縁で、十数羽のダックが死亡しているのを発見し驚いた。郡の動物局員は、明らかにボツリヌス症によるものと思われるコメントした...the National Wildlife Health Centerによると、毎年この時期になると、細菌が産生するトキシンの摂取が原因でヒトには感染しない Avian botulism(鳥ボツリヌス症)が発生するという。 あるダックが何らかの致死性細菌を食べて死亡し、その死骸から他のダックに感染するためで、よく見られることと説明した。確定診断には、死体の検査が必要である。 [ModTG注-The sporulating anaerobic gram-positive bacillus(胞子形成性嫌気性グラム陽性桿菌)のボツリヌス菌 _C. botulinum_ は、7種類の抗原性の異なる神経毒を合成し(elaborates )、このうち4種類はヒトに影響する: type A, B, E, or rarely type F toxin。 Types A and B toxins は非常に毒性の強い蛋白で、消化酵素の分解を受けない。米国内の(ボツリヌスの)食中毒の50%がAを原因とし、次いでBとEが多い。Type C botulismは、基本的に水禽や水生環境にある鳥類に発生し、多数の死亡の原因となり、米国では西部の家禽での発生が有名である。北米以外でも、欧州、南アフリカ、ウルグアイ、オーストラリアの鳥類でも報告されている。..Type C では、limberneck paralysis との関連性が深い。Type E botulismは、魚類の摂取に関係し、カモメやloonsと、 より少ないがmergansers, mute swans, grebes, and shorebirdsとも関係する。今や、死亡した魚類をあさる全ての鳥類とほ乳類に危険がある。bald eagle, wood ducks, and muskrats の消化管内に魚類の遺残が確認されている。死骸は嫌気性菌の培養器であり、死骸を分解する蛆の中にトキシンが蓄積する。死骸についた蛆を食べた他の鳥類は同じ病気で死亡し、その数は増加のサイクルに入る] 地図 the state of Nevada http://www.infoplease.com/atlas/state/nevada.html |
原文リンク |