記事日付 | 20090811 |
タイトル | 炭疽-フランス:(02) サボアSV、イゼールIS、ウシ 20090810.2838 |
国名 | フランス   |
感染症名 | 炭疽 |
概要 | 動物での炭疽感染:範囲をサボアに広げて、サーベイランスとワクチン実施 Animal anthrax: surveillance and vaccination extended in Savoie |
和文 | http://www.enviscope.com/17776-charbon-animal-Savoie-Isere.html Villard-Sallet and La Table (Savoie サボア)で、新たに2頭の炭疽感染が疑われる症例が発生し、現在診断確定の手続き中であると、7日に現地当局が発表した。サボアの発生地域に隣接するthe commune of La Chapelle-du-Bard (Isere イーゼル)においても、新たに2頭のウシの炭疽感染が疑われている。サボア(Etable, La Table, La Trinite, and Presle.)では、ウシ農場6か所とウマ農場2か所の計8か所の農場で、炭疽感染流行が確認されている。感染動物は抗生物質による治療を受けており、感染発生箇所のほか、17都市の全ての反芻動物を飼育する農場でもワクチン接種が実施されているところである。この中に、サボアの6つのcommunesとイーゼルの1つも加えるよう指示が出された。 the communes of Arvillard, Champlaurent, Detrier, Etable, La Chapelle Blanche, La Croix de la Rochette, La Rochette, La Table, La Trinite, Le Bourget en Huile, Le Pontet, Le Verneil, Presle, Rotherens, Villard Leger, and Villard-Sallet では、全ての生育および輸入ウシ、ヒツジ、ヤギの炭疽ワクチン強制接種と移動禁止が課せられている...これまで、ヒトの感染は報告されていない。 [Mod.MHJ注-非常に混乱してきている。8月5日の時点で、炭疽感染が報告されていたのは、the commune of La Rochette (Savoie)の11箇所の農場であった。現在では、Etable, La Table, Le Trinite, and Presle (Savoie)に拡大し、the communes of Villard-Sallet (Savoie) および La Chapelle-du-Bard (Isere)でも感染発生が疑われている。雨後に発生するclassic horse-fly based epidemic(従来からのアブによる流行)である点に驚いている。唯一の謎は、通常このような(続発的な)イベントが発生するのは、発端となったアウトブレイクで、吸血アブの口内を一杯にし、次々に回りの群れや町に伝播させるに十分な、たとえば3-6頭程度の相当数の家畜が感染した後に生じるものである点である。これまでのところ、今回の感染流行の情報は限定的で混乱がある。率直に言えば、たくさんの家畜の死体があっても、農場が提出するのは単一の検体でしかない事実と無関係に、1検体が1症例に等しい(でしかない)診断用研究機関からの情報の特徴を如実に表している。解明が望まれる] 地図 Isere and Savoie are located in the Rhone-Alpes region, on the eastern border of the country http://www.lib.utexas.edu/maps/europe/france_admin91.jpg |
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