感染症速報詳細

記事日付 20090816
タイトル クリミアコンゴ出血熱-カザフスタン:(03) KIZILORDINSKAYA KY
国名 カザフスタン    
感染症名 クリミアコンゴ出血熱
概要 Kizilordinskayaで新たなCCHF感染症例、確認される
Another case of CCHF recorded in Kizilordinskaya oblast
和文 http://www.kt.kz/index.php?lang=rus&uin=1138536468&chapter=1153493944
the Kizilordinskaya Oblastにおいて、地域公衆衛生当局により、4例目となるCrimean-Congo hemorrhagic fever(CCHF クリミアコンゴ出血熱)の患者が確認されたと、報じられた。55歳の女性が、ダニ媒介性リケッチア症の疑いで、Shieli の病院に入院していた。女性は8月1日に発病し、2日に医院を受診したあと、5日に地域の病院に紹介された。慢性胃炎、慢性腎盂腎炎、腎結石と診断され、女性はダニに刺咬されたことを否定していた。7日に、歯肉出血を伴った発熱が見られ、感染症専門医に相談したところ、ダニ媒介性リケッチア症が疑われ、8日になって患者は、野外作業中のダニ刺咬を思い出した。のちに検査所見からCCHFと診断された。地域内で4例目の感染者となった。前の3人は回復している。Shieli での地域緊急委員会会議で、地域内の治療方針が議論された。医療関係者15人と家族8人の、計23人の接触者らは医療監視されている。CCHFの流行シーズンは4月から7月までの期間で、今回の症例はおそらく長く涼しい春がもたらせた結果と、公衆衛生当局の責任者が述べた。今年の the South Kazakhstan region のCCHF患者はこれまでに14人で、うち7人が死亡している。

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