記事日付 | 20090817 |
タイトル | クリミアコンゴ出血熱-トルコ:(07) 20090816.2905 |
国名 | トルコ   |
感染症名 | クリミアコンゴ出血熱 |
概要 | 2009年、トルコ国内ではすでに、50人以上がCCHFにより死亡している |
和文 | http://www.thenational.ae/apps/pbcs.dll/articleAID=/20090814/FOREIGN/708139885/1138 トルコ政府当局も、他国同様に、豚インフルエンザ大流行対策として、空港での到着客らの監視とワクチンの準備に忙しいが、中央部アナトリア地方では、もう1つの致死性疾患 Crimean-Congo hemorrhagic fever (CCHF クリミアコンゴ出血熱)が進行中である:ダニにより感染が拡大し、2009年になってすでに50人以上が死亡している..もしドイツでCCHFにより60人も死者が出れば大問題となるが、トルコでは話題にもならないと、トルコ獣医師連合局長が13日に発言した。先週発表された公式統計では、2009年1月以来のCCHFによる死者は53人に上っている。2002年にトルコで初めての患者が発生して以来、3000人以上の患者と208人の死者が出ている。2008年の死者は68人であった...CCHFの一般的な解説...トルコにおいては、中央部アナトリア Anatolia 地方北部の農村部が主な発生地域である。CCHFの患者の血液により感染した、若い看護師1名の死亡があったが、ほとんどの患者は、野外作業中にダニの刺咬を受けた農業従事者である...インフルエンザパンデミック(H1N1)2009対策との対比など、原文参照願います [Mod.CP注-以前の報告によると、2008年1月から5月までのCCHF確定患者数は1315人、死者は63人となっていた。2009年のこれまでに、死者の数は53人で増加しているらしい。述べられているように、インフルエンザパンデミック(H1N1)2009ウイルス感染対策に労力が注がれ、これまでのところトルコでは死者は発生していないものの、国内の比較的限られた地域で、相当な死者の出ている疾患への対応が遅れているのは、disproportionate 不釣り合いだと思われる] |
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