記事日付 | 20090820 |
タイトル | リステリア症-オーストラリア:(02) 機内食、chicken wrap による疑い |
国名 | オーストラリア   |
感染症名 | リステリア症 |
概要 | チキンを調理した工場が、機内で発生したリステリア菌による食中毒の、感染源であることが判明し、営業停止となっている |
和文 | http://www.illawarramercury.com.au/news/local/news/general/wollongong-source-of-virgin-listeria-outbreak/1600649.aspx Wollongong の食品処理工場が、先月、Virgin Blue の機内で発生したリステリア菌による食中毒の、感染源であることが同定された。Food Authority of Queensland [Australia] が行った検査により、 Australian Poultry and Food Wholesalers として商業活動中の GMI Food Wholesalers Pty Ltd 社から提供された、カットして調理されたチキンから、リステリア菌 the listeria bacteria [ _Listeria monocytogenes_] が検出されたことを、19日に一次産業相が明らかにした。同社は、Auburn Street in Wollongong に食品加工工場をもっている。5月から6月にかけて、 ブリスベン Brisbane 発の Virgin Blue flights の機内で提供された chicken wraps を食べた7人がリステリア症に感染し、このうち妊婦であった2人が早産した。8月4日に同社に対して prohibition order 禁止命令が下された。検査の結果、the Virgin Blue flights の乗客に感染したリステリア菌は、この Wollongongの工場で調理されたチキンに関連性があると結論された、と同相が説明した。同社に対する禁止の内容は、この工場で生産されている、問題のチキン製品、およびmすべてのインスタントの肉 ready-to-eat meats を製造・販売を認めないというものである... カットされた調理済みチキンの汚染が明らかになったが、工場からリステリア菌が検出されたのか、患者・食品・工場の分離菌の遺伝学的特長(同一性)は調べられたのか、などについては記載されていない。また工場内での汚染過程が解明された経緯も分からない。リステリア菌は調理で死滅するため、通常、調理せずに食べられるインスタント食品 ready-to-eat products の汚染リスクが最も大きい。したがって、工場内で調理された後に汚染があったと考えるのが妥当である] 地図 Wollongong is a seaside city located in New South Wales; New South Walesでは、最大の都市シドニーSydney などに次ぐ、3番目の都市である http://en.wikipedia.org/wiki/Wollongong,_New_South_Wales 関連項目 20090807.2793 |
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