記事日付 | 20090826 |
タイトル | ヘンドラウイルス-オーストラリア:(02) (クイーンズランドQL)、ヒト、ウマ 20090826.2998 |
国名 | オーストラリア   |
感染症名 | ヘンドラウイルス |
概要 | ロックハンプトン近郊で発生した、ヘンドラウイルス感染について Hendra virus infection near Rockhampton, Queensland, Australia |
和文 | 8日、Biosecurity Queensland の、the 'Emergency Animal Disease Watch Hotline' に対して、 Hendra virus (HeV ヘンドラウイルス)を強く示唆する症状のあるウマ1頭が死亡し、アドバイスを求める電話連絡があった。直ちに検体を採取し、23頭のウマを飼育していたこの農場を隔離した。10日、PCR positive for HeV と報告された。死亡したウマと接触のあったヒトには、HeVの人獣共通感染症の症状が伝えられている。この2週間に、農場内で2頭のウマが死亡した。7日に1才のポニーが死亡し、臨床症状はヘンドラウイルスの症状ではなかったが、獣医師の施設に保存されていた血液検体で、14日にPCR検査で陽性であることが判明した。7月28日には、ヘビ咬傷による症状を示したウマ1頭が死亡したが、後ろ向きにはHeV感染が疑われている。検体がないため、検査は行われていない...他のウマに関する検査などの対応策、予防的にribavirinを投与されたウマの接触者の1人は、その後発症したため再入院となり、PCR検査でヘンドラウイルス感染が確認された(詳細、原文参照願います)。 |
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