記事日付 | 20090901 |
タイトル | 日本脳炎-インド:(08) ウッタルプラデシUP、アッサムAS 20090831.3070 |
国名 | インド   |
感染症名 | 日本脳炎 |
概要 | [1] ウッタルプラデシ Uttar Pradesh 脳炎により死亡した数は合計210人となった |
和文 | http://www.ptinews.com/news/256570_5-children-die-of-Encephalitis--toll-rises-to-210 新たに5人の小児が脳炎で死亡し、地域で脳炎により死亡した数は合計210人となった。BRD Medical College [ゴラクプル Gorakhpur (UP)]で、新たに5人の小児が脳炎で死亡し、過去24時間に治療を受けた患者は145人に上っている。各病院に新たに入院した患者は22人であった。2009年に、日本脳炎とacute encephalitis syndrome (AES) で、同大学病院などに入院となった患者は合計960人で、このうち210人が死亡した。 [2] アッサム Assam およそ74%の患者が15歳以上のグループである 情報源: The Times of India (TOI), Times News Network (TNN) 、2009年8月29日。 http://timesofindia.indiatimes.com/news/india/In-Assam-Japanese-Encephalitis-records-an-age-shift/articleshow/4946281.cms インドでは、ベクターによって感染伝播する致死性のウイルス性疾患である、the Japanese encephalitis (JE 日本脳炎) [virus] 感染者において、明らかな年齢層の変化(complete age shift)が起きている。研究者らはこれまで、JEの侵淫地域にある州のほとんどで、ウイルス感染は15歳以下のグループだけにおきると考えていたが、アッサムでのアウトブレイクでは、およそ74%の患者が15歳以上のグループであることに、保健省当局は困惑している。2009年のこれまでにアッサムAssam州では164人のacute encephalitis syndrome (AES 急性脳炎症候群)患者が発生している。このうち、91人は検査で日本脳炎JEウイルスが確定されている。AEDによる死者も、4月以降78人となっている。JEウイルス感染患者91人中約67人(74%)が15歳以上で、最高齢は58才の1名であり、これは通常より高年齢であるがその原因は不明だと、日本脳炎の専門家の医師が説明した。インド国内では、JEワクチン接種は15歳以下にしか行われていない。しかし、患者の年齢に変化がみられたことで、アッサム州政府当局は、感染が深刻な次の7つの地区で、全住民へのワクチン接種を決定した-- Sibsagar, Dibrugarh, Tinsukia, Jorhat, Kolaghat, Dimaji, and Lakhimpur...ワクチンは中国から輸入される予定である。インドは、SA14-14-2 anti-JE [virus] vaccine に関しては、China National Biotech Group's Chengdu Institute に完全に依存している。2006年2月のJEウイルス流行で、1800人以上が死亡したときに、インドは初めて中国製ワクチンを輸入した。弱毒生ウイルスから作られるワクチン(研究室で培養されている細菌様の生きた細胞にJEウイルスを感染させた後、精製してワクチンを製造する)は、1回の接種で90%のヒトに効果があり、費用は約0.21米ドルである...以下、成人にウイルスに対するワクチンを接種していなかったアッサム州では、患者年齢に変化が生じる可能性があったことなど... |
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