記事日付 | 20090906 |
タイトル | 狂犬病-ウクライナ:キエフKV、オオカミ、ネコ、ヒトの曝露、情報提供依頼RFI 20090905.3121 |
国名 | ウクライナ   |
感染症名 | 狂犬病 |
概要 | |
和文 | http://utro.ua/ru/proisshestviya/beshenyy_volk_iskusal_6_sotrudnikov_chernobylskoy_aes_foto1251748844 チェルノブイリ Chernobyl の原子力発電所の作業員6人が、狂犬病のオオカミ1頭による咬傷を受けた。いずれも逃げることができずにケガをしたため入院となった。 Slavutich と Ivankov の両市の専門の医療施設で治療中であるが、いずれも健康状態は問題ない。同夜、警察によりこのオオカミは射殺された。検査で狂犬病感染が確認された。Kievskiy oblast の検事は、人手不足によりChernobyl zoneの警備担当は、警官2人と手薄であることに加え、放射線に汚染された動物・木材・金属クズの投棄が一般的に行われていると述べた。最近、Crimea [Ukraine ウクライナ]で、狂犬病のネコ1匹が5人を襲った。このネコは、通路を塞いだ上で、通行しようとする全てのヒトを襲った;1日のうちに5人が襲われた。その後ネコは処分され、検査の結果狂犬病であることが判明した。咬傷を受けた人々は今も通院治療が続いている。この感染のあったネコと接触のあった、野良犬3匹と飼い猫3匹は、処分された;62匹のイヌと50匹のネコのワクチン接種が続けられている。この町の半径10kmの隔離が行われている。 [Mod.AS注-動物の狂犬病の診断は、頭蓋から採取された中枢神経組織 CNS を用いて、検査室で行われる。複数箇所の(A composite of )CNS検体で検査を行う必要があり、脳幹は最も重要な部分である。20090814.2890にもあるように、ウクライナの狂犬病の危機的状況が懸念される。再度、以下のように情報提供を依頼する "ウクライナで、野生動物に対する経口ワクチン接種が実施されていることを考えると、狂犬病症例の発生増加は理解しがたい。経口ワクチンが、いつ始まって、1年間にどれだけ撒布され、どのような方法で、平方kmあたり何個のえさで、どの範囲で、どんなえさで、どのワクチンか、について情報の提供を依頼する"] |
原文リンク |