記事日付 | 20090916 |
タイトル | 狂犬病-インドネシア:(10)、バリ、イヌ、ヒト、疑い |
国名 | インドネシア   |
感染症名 | 狂犬病 |
概要 | |
和文 | http://www.balipost.co.id/mediadetail.php?module=detailberita&kid=2&id=20038 狂犬病感染が疑われている3人目の患者である、47才の女性1名が14日Sanglah Hospital [Tabanan Regency]で死亡した。7月20日にキッチンで急に暴れ出した飼い犬の咬傷を受けていた。右腕を咬まれ直ちに医療機関を受診したが、破傷風の予防注射だけが行われていた。このイヌは3才だった。咬傷を受けてから1ヶ月後に女性は体調不良を訴え、9月12日に頭部の大量の発汗、胸痛、呼吸困難などの症状を経験した。病院を受診し2種類の投薬を受け帰宅したが改善せず、13日に別の病院を受診し、隔離病棟に収容された。すでに麻痺を生じ、蘇生は困難と見られ、14日に死亡した。咬傷から数週間後に、恐水症や恐風症の症状が見られていたが、常にのどの渇きを訴え、発熱があったことを、配偶者が明らかにした。15日現在、狂犬病の疑われる死者の数は3人で、Desa Buahan(Tabanan)の2人と、Kediriの1人である。 [Mod.CP注-バリ島は8つの行政区に分かれている(Badung, Gianyar, Tabanan, Bangli, Karangasem, Jembrana, Buleleng, and Klungkung, and one municipal city (Denpasar); 地図http://www.2indonesia.com/regency.html )。このうち、いずれも隣り合った3つの地域、Badung, Denpasar and now Tabananは、狂犬病の地方感染地域と考えてよい。感染対策は遅々として進んでいないようである。Tabanan Regencyでは3人目の狂犬病疑い患者が発生した。患者の公式確認が待たれる。バリ島における感染対策や治療状況も悲惨である] |
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