記事日付 | 20090919 |
タイトル | Datura(チョウセンアサガオ) poisoning-ロシア:(サマラSA) |
国名 | ロシア   |
感染症名 | Datura |
概要 | 合計11人の生徒らが中毒を発症した |
和文 | http://www.novopol.ru/text74955.html Novokuybyshevsk [サマラ Samara province] のthe school N19 で合計11人の生徒らが、datura [atropine-like alkaloidsを含有する危険な植物、チョウセンアサガオ]による中毒を発症した。看護士と医師各1人が学校内に常駐し、生徒の健康状態を観察している。また、全生徒に対して薬物乱用の専門家が聞き取り調査を行っている。市の公衆衛生当局は植物を採取し、サマラ医科大学の薬理学教室に検査を依頼した。 [ModTG注-_Datura_には複数の種があり、一般にmoon trumpet, jimson weed, and devil's thorn appleなどと呼ばれている。葉や花の形が少しずつ違っているが、含有率の違いはあるものの、全て何らかのtoxic agentsを含んでいる。非常に目立つ白いトランペット型の花を有しており、種子と花にscopolamine, hyoscyamine, and atropineなどのtropane alkaloidsを含有する。このアルカロイドは、頻脈、高熱、充血、幻覚などの症状が発生し、奇異行動をとることもある。精神的な"high"の状態になることを期待して、他の薬物の代わりになると誤解して、種子が使用されてきた。心臓の問題により死亡する可能性がある。幻覚や光線恐怖症から回復した患者らは、不快感を訴える。jimson weed 中毒のmemory tool(症状hallucinogenic propertiesの覚え方)は、"red as a beet, dry as a bone" (flushed, hot, red skin) and "mad as a hatter" (Alice in Wonderland, 不思議の国のアリスに似せて) ...この短い記事の中に、これまでの中毒例のように、この種子がすぐ手にはいるような学校近くにこの植物が生えていたのか、誰かが配ったのか、またはサラダに混ざっていたのか、示されていない。_Datura_ spp. Intoxication の治療薬はphysostigmineで、商品名は Antiliriumである] 写真1 http://www.wildflowersofontario.ca/jimsonweed1.jpg 写真2 http://www.ansci.cornell.edu/plants/jimsonweed/jimson4.jpg 写真3 The thorny fruit that contributes to its name http://www.ipm.ucdavis.edu/PMG/D/W-SO-DSTR-FR.001.html |
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