感染症速報詳細

記事日付 20090928
タイトル Q熱-オランダ:最新状況、監視、動物へのワクチン接種
国名 オランダ    
感染症名 Q熱
概要 [1] Q熱対策として、動物への拡大ワクチン接種
Dutch to extend animal vaccination to fight Q fever
和文 http://www2.canada.com/ottawacitizen/health/men/story.html?id=b8dc47a2-0b01-4539-b96e-c1cc51f52773
オランダの、50頭以上のヤギやヒツジを保有する農場、こども農場、動物園では、飼育動物に対してQ熱と呼ばれる感染力の強い疾患に対するワクチン接種が必要であると、26日にオランダ農業省が述べた。ヤギやヒツジからヒトに感染する細菌を原因とするQ熱は、2007年以降、オランダ国内で患者数が急増し、2009年には2000人以上の患者がいる。この病気により、インフルエンザ様症状が発生し、抗生物質により治療可能であるが、まれに死亡することがある。これまでに5人がQ熱で死亡した。2009年は、南部のNoord-Brabant, Limburg and Gelderlandの一部の農家だけが、ワクチン接種を行えばよかった。最終的な目標はQ熱患者数をなくすることであると、農業省が議会への報告書に記載している。同省は150万接種分のワクチンを用意した。
[2] Q fever
情報源: Minister of Agriculture
Nature and Food Quality letter to Parliament, ref VDC 09.1803/CPM[trans.]、2009年9月26日。
http://www.minlnv.nl/portal/page?_pageid=116,1640321&_dad=portal&_schema=PORTAL&p_file_id=43042
28 Aug 2009 (2008-2009 Parliamentary paper: 28 286)の書簡に加え、以下のQ熱に関する情報を提供する。新たなアプローチは、オランダ国内の、まだ感染の発生していない全ての乳用ヤギとヒツジ農場を守り、感染発生農場の原状復帰を目標とする。ヒツジ及びヤギの感染源の調査は、ヒトでのQ熱感染対策につながるものと考えている。
以下、Bulk tank milk monitoring、感染発生農場での対策、感染が起きていない農場の対策、感染発生農場に対する政策、飼料対策、2010年のワクチン接種キャンペーン...原文参照願います

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