記事日付 | 20090929 |
タイトル | Enzootic bovine leukosis-ニュージーランド:排除 |
国名 | ニュージーランド   |
感染症名 | Enzooticbovineleukosis |
概要 | 牛白血病ウイルスの根絶成功 Eradication of EBL virus successful |
和文 | http://www.vetsweb.com/news/nz-eradication-of-ebl-virus-succesful-486.html 全国的な撲滅キャンペーン実施により、ニュージーランドの乳牛からウイルス性感染症のcontagious viral diseaseが一掃された。1999年に英国の乳牛から一掃された翌年に、ニュージーランドでもこの疾患の対策が開始された。どの当局からの介入も受けることなく、農業協同組合Livestock Improvement (LIC)により遂行された。1997年におよそ10%あった感染率は、2005年には0.1%以下となった。毎年数百万検体のミルクのサンプルが検査され、2008年、1件も感染検体が検出されなかった。 Enzootic bovine leukosis(EBL disease 牛白血病)は血液の接触により感染が拡大し、致死性のリンパ肉腫を発生させる。ウシとヒツジ以外で感染の証拠が確認されたことはない。肉牛に対する検査は行われていないため、EBL-freeの乳牛に感染させる可能性は残されている。 [ModTG注-Enzootic bovine leukosis (EBL) は bovine leukemia virus (BLV) 感染症とも呼ばれ、 retrovirusの1種を原因とする。一部の動物に致死性の悪性腫瘍を発生させるが、一般的な影響としては大規模な経済損失をもたらせることがある。 オーストラリア、ニュージーランド、グアム、仏領ポリネシアなどの大洋州諸国で認められることが多い。感染した動物のおよそ70%は発症しても症状が認められないが、発病する例では、4-8才に症状を認めることが多い...詳しい説明あり、原文参照願います] |
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