感染症速報詳細

記事日付 20091013
タイトル 出血熱-イタリア:セネガルからの輸入例:情報提供依頼RFI
国名 イタリア    
感染症名 出血熱
概要 原因不明の出血熱患者回復
Patient with unidentified hemorrhagic fever now showing improvement
和文 http://www.ansa.it/web/notizie/rubriche/scienza/2009/10/11/visualizza_new.html_986791378.html
ウイルス出血熱に感染した疑いのある、44才のセネガル人男性1名が、10日、ローマRomeのthe Spallanzani National Instituteに入院となった。関係者によると、患者の症状はウイルス性出血熱に一致している。しかし、検査ではエボラおよびマールブルグ出血熱、クリミアコンゴ出血熱、ラッサ熱、リフトバレー熱はいずれも否定されている。高度保安検査機関において、さらに解析が続けられている。患者の状態は安定しており、命に関わるものではないと考えられている。最初のチュリンTurin のAmedeo di Savoia 病院および the Spallanzani Institute での治療は、high biosecurityのもとに行われている。凝固能や肝機能は改善しつつある。この患者は20年間イタリアに在住しており、母国に帰国後、3日にイタリアに戻っていた。当初治療を受けていたチュリンの病院から、ミラノのthe Sacco hospital のアレンジにより、空軍によってローマに移送された。
[Mod.CP注-これまでに、セネガルから欧州に持ち込まれた疾患として、チクングニア、クリミアコンゴ出血熱、マラリア、黄熱がある]

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