記事日付 | 20091013 |
タイトル | クリミアコンゴ出血熱-パキスタン:(03) 鑑別 |
国名 | パキスタン   |
感染症名 | クリミアコンゴ出血熱 |
概要 | 20091011.3516に関して Alkhurma haemorrhagic fever の可能性 |
和文 | モデレータのCCHFを疑う意見も妥当だが、デング出血熱も除外できない。サウジアラビア南西部は常在地域であり、活動性がある。症状とも一致する。さらに、Alkhurma haemorrhagic fever も考慮しなければならない。現在はあまり認知されていないため、初期診断からはずされやすい。デング熱同様、フラビウイルスの1種が原因で、デング熱診断にELISAを用いた場合、交差反応のため鑑別が困難である。Alkhurma の診断には、分子学的検査(RT-PCR)が有用である...サウジアラビアのデング常在地域として知られている場所で、蚊族刺咬があったのであれば、デング熱が最も疑われる。2009年のデング熱報告は、substantial である...以下、家畜からのCCHFの可能性もあること、Alkhurma でも家畜との接触が見られること、Alkhurma はダニ媒介性で、ジェッダJeddahの常在地域でのthe cryptic soft tick _Ornithodorus savignyiでしか見つからないことなど。 関連項目 Alkhurma virus, human death - Saudi Arabia 20040302.0631 |
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