記事日付 | 20091015 |
タイトル | 粘液腫-英国:(ウェールズ、イングランド)、ウサギ |
国名 | 英国   |
感染症名 | 粘液腫 |
概要 | [1] ウェールズ (Flintshire) 例年より感染数が多い ワクチン接種を勧める |
和文 | http://www.leaderlive.co.uk/news/79940/flintshire-pet-owners-on-guard-after-myxomatosis-outbreak.aspx Flintshire [north east Wales]のペットのオーナーに対して、ウサギを死亡させるウイルスの感染流行に対し、注意するよう呼びかけられている。獣医師らから、致死性のmyxomatosis virusに感染し受診するウサギの数が増えていると報告されている。Shottonの獣医院職員によると、過去2週間で11例を診察し、1日で5例の日もあったという。6ヶ月間で12例を超えることはまれであると述べている。通常、8月か9月から1月か2月にかけて感染例が確認されるが、その間の症例数は12例の半分程度で、2009年は例年になく多いと、述べた。失明につながることもあるこのウイルスは、ノミや蚊族により感染伝播され、ペットのウサギは、感染を避けるために野生のウサギと接触させない方がよい。治療法はなく、回復したウサギは10-15年の経験でわずか1匹だけと、獣医師は説明した。感染したら、安楽死させることを勧めるという。特に野生の場合は、食べることができなくなるため、非常に悲惨な結果となる(ウイルス感染)だと説明されている...ペットの飼い主には、ワクチン接種を受けさせ、ノミの駆除を行うよう、強く勧められている Myxomatosis facts 1950年に、ウサギの繁殖を抑える目的で意図的にオーストラリアに導入されたMyxomatosis が、2年後には、違法にフランスにも持ち込まれ、瞬く間に他の欧州地域に広がった。英国での初めての発生は1953年のことで、1億匹いた野生のウサギの99%が死亡し、ほとんど絶滅状態に追い込まれた。当時農業省は、感染流行対策を行ったが失敗に終わり、結局、行き着くところまで行ってしまった。最後に大きな流行があった2005年には、英国全域で流行が確認されている。現在ではワクチンが手にはいるが、英国全体で、家庭内で飼育されているウサギ10匹中、ワクチンを接種されているのは1匹しかない] 地図 Flintshire County in north east Wales http://www.walesdirectory.co.uk/images/wales-counties.gif [2] イングランド (ヘイリング島 Hayling Island) 野生のウサギ数十匹がmyxomatosis により死亡した ウサギの致死性疾患に注意 Rabbit killer disease puts Hayling islanders on alert 情報源: The Portsmouth News 、2009年10月12日。 http://www.portsmouth.co.uk/newshome/Rabbit-killer-disease-puts-Hayling.5723120.jp 沿岸部にある地域coastal communityを致死性ウイルスが一掃する中、ウサギの飼い主らに対してワクチン接種が呼びかけられている。Hayling Island [England]で、野生のウサギ数十匹がmyxomatosis により死亡した。散歩に訪れる人の多い景勝地である、Hayling Golf Club や North Common に、死亡した数十匹のウサギが散らばっていた。感染流行の原因は、暑かった夏と蚊族などの昆虫による刺咬だと考えられている。(感染すると)12日間で死に至るウイルスは、ノミや蚊族により伝播され、この数年間に島内で問題化していた。2009年はウイルスの活動が活発な年であったが、内陸部のHaylingでは最も深刻となる可能性があると、専門家は指摘している...以下、原文参照願います 関連項目 20070224.0674 |
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