記事日付 | 20091017 |
タイトル | エボラ出血熱-スーダン:(02) WEST BAHR AL-GHAZAL WB 疑い |
国名 | スーダン   |
感染症名 | エボラ出血熱 |
概要 | [1] 当局、エボラ出血熱感染流行について調査中 Western Bahr al-Ghazal State investigates [ebolavirus] outbreak |
和文 | http://www.sudantribune.com/spip.php?article32796 国際医療チームの協力を得て、The West Bahr al-Ghazal State当局は15日、辺地のKitkit村に入り、地域内のエボラ感染流行の調査と報告を試みている。10月前半から、the southern Sudan armyの兵士20人を含む23人が原因不明の病気で死亡し、エボラ出血熱が疑われていることが、the Southern Sudan Army により明らかにされている。確認のため、さらなる調査が必要である...8月と9月にスーダンの兵士4人と地域住民4人が死亡した原因についての調査を行っていると、州の情報伝達相が述べた。これらの患者で、ウイルス性出血熱症状が見られた。同相はまた、Western Bahr al-Ghazal stateのKitkit村周辺に駐留していたと見られる兵士6人の死亡についても明らかにした。鼻血や吐血があったと報告されている。報道官は、さらにBahr al-Ghazalにおいて20人の兵士とその妻が、エボラ出血熱と見られる疾患で死亡したことを、記者会見で報告した...スーダン南部で最後にエボラウイルスの流行があったのは、2004年のことである。 [2] 降雨と道路状況の悪さが、原因不明の病気の解明を妨げている Rains and poor roads hamper mystery disease response 情報源: UN Office for the Coordination of Humanitarian Affairs (OCHA), Integrated Regional Information Networks (IRIN) News 、2009年10月12日。 http://www.irinnews.org/Report.aspx?ReportId=86552 Southern Sudanの辺地の中心部で起きた、出血性疾患による4人の死亡に関する調査が、豪雨で通行不能となっている道の悪さにより阻まれていると、当局者が述べた。Western Bahr al-Ghazal state の前線基地であるKitkitで発生した。9月29日に保健当局の責任者から、ジュバJubaのSouthern Sudan's health ministryに対する死亡に関する報告が届けられ、兵士6人が鼻出血と吐血の症状を発症しているとの内容であった。Southern Sudan's health ministry, WHO, and the Sudan People's Liberation Army (SPLA)からなる医療チームは、70kmも離れたチムサTimsahに到達するのがやっとで、"引き返さざるを得ない"状況にある。滑走路のないKitkitは、飛行機で近づくこともできない。要請のあったあと、スーダンでの国連活動のために現地に入った医師は、やむを得ず戻った。血液検体が米CDCに送付され、解析されている。 [Mod.CP注-感染者の数や、原因不明のこの疾患の性状について、いささか混乱がある。Kitkit村で、the Southern Sudan Army の兵士とその妻に加え、数人の住民の感染があったようである。唯一はっきりしている情報は、解析のための血液検体が米CDCに送付されていることであるが、豪雨と辺境地であるため到達不可能な地域から、どのように血液を採取し得たのかは判らない...] 地図 the state of West Bahr al-Ghazal http://en.wikipedia.org/wiki/Western_Bahr_el_Ghazal |
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