記事日付 | 20091021 |
タイトル | インフルエンザパンデミック(H1N1)2009-米国:(オレゴンOR)、フェレット、動物衛生(15) |
国名 | 米国   |
感染症名 | インフルエンザパンデミック |
概要 | 飼い主からフェレットに感染 Ferret gets swine [H1N1] flu from its owner, a first |
和文 | http://www.oregonlive.com/pets/index.ssf/2009/10/ferret_gets_swine_flu_from_its.html オレゴンOregon州において、初めてヒトから動物へのH1N1ウイルス感染が確認された。インフルエンザ様症状の見られた飼い主に飼育されていた1匹のフェレットが、8日豚インフルエンザの検査で陽性となった。飼い主は5日、このフェレットに、Portlandの獣医師の診察を受けさせた。フェレットには重度の呼吸症状があり、インフルエンザに罹ったヒトのような発熱、衰弱、咳、くしゃみなどの多くの症状が認められた。治療に当たった獣医師はオレゴン州の獣医師のコンサルタントに連絡を取り、鼻分泌物の検体を送付した。州立大学の検査機関で検査が行われ、ヒトに感染するH1N1ウイルスに対する遺伝子マーカーが確認され、10月9日に診断が確定された...フェレットは回復している。12日の時点で獣医クリニックの職員に発病したものはいない...飼育するフェレットや鳥類が咳やくしゃみをしていたら、飼い主は手洗いなどの注意が必要。過去5年間に、イヌに感染するインフルエンザウイルスは、H3N8と呼ばれるウイルス株に移行(mutate)しており、ヒトへの感染は知られていない。ネコに感染したウイルスはなく、ネコもイヌもH1N1には感染しない。 [Mod.PC注-ヒトと動物の間の、インフルエンザウイルス感染(伝播)について;原文参照願います] |
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