記事日付 | 20091101 |
タイトル | チクングニア-タイ、マレーシア、レユニオン: |
国名 | タイ   |
感染症名 | チクングニア |
概要 | 最新状況 Situation Information |
和文 | http://wwwnc.cdc.gov/travel/content/outbreak-notice/chikungunya-fever.aspx 2006年以来、アジアおよびインド洋諸国でチクングニアウイルスの活動が報告されている。複数の国々で監視の目が強化されており、症例発生の報告が続いている。チクングニア熱は、感染性のある蚊族の刺咬を通じてヒトに感染が広がる。症状としては、突然の発熱、腫脹を伴うこともある関節痛、悪寒、頭痛、吐き気、嘔吐、腰痛、発疹などである。アフリカおよびアジアで主に発生するが、2007年にはイタリア国内で限定的な地域内感染伝播が発生している。以下は、アジアおよびインド洋地域の、最近のチクングニア感染活動状況である タイ:9月29日現在、チクングニア熱の大規模流行が発生し、特にプーケットなどの観光地を含む南部で顕著である。50の州で42300人以上の患者が報告された。タイからの報告によると、全国的にチクングニアウイルス感染が続いている マレーシア:9月26日現在、マレーシア保健省は、3185人以上のチクングニア熱患者を報告した。最も感染が深刻な地域は、北部Kedahで、ついで Kelantan, Selangor, Perak, and Sarawak の順となっている。 レユニオン:8月28日現在、レユニオン島では3例のチクングニア感染が確認されている。死者はない。いずれも、島西部のthe Saint-Gilles-Les-Bains areaにおいて発生した。旅行者へのアドバイス:DEET, picaridin (KBR 3023), Oil of Lemon Eucalyptus/PMD, or IR3535のいずれかを含む昆虫忌避剤を、昼夜を問わず外出時には、露出する皮膚に塗ること。10-50%のものを使用する(濃度により有効性の持続時間が異なり、10%未満の製品では12時間しか持たず、効果も限定的; 米小児科学会からは、生後2ヶ月以上の小児では最高30%までのDEETが許可されている)。 - Chikungunya (CDC Fact Sheet) http://www.cdc.gov/ncidod/dvbid/Chikungunya/CH_FactSheet.html |
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