記事日付 | 20091102 |
タイトル | インフルエンザパンデミック(H1N1)2009-エジプト:検疫上の注意喚起 |
国名 | エジプト   |
感染症名 | インフルエンザパンデミック |
概要 | [1] Quarantine alert エジプトの国際空港の体温監視によって、病院へ強制連行・隔離される |
和文 | http://www.dailymail.co.uk/news/worldnews/article-1224450/British-children-holiday-Egypt-held-filthy-hospital-days-swine-flu-fears.html 小さな4才の子も含む40人の英国の小児らが、期末休暇half-termholidaysを過ごすために到着したエジプトで、豚インフルエンザウイルス感染の疑いがあるとして、武装した空港警備官らによって揃って連れ去られた(marched off)。体温38℃を超えるものは誰でも拘束するとした、厳格法Draconian legistrationを行使するのを目の当たりにした保護者らは、恐怖感を抱いた。一部のこどもは、インフルエンザパンデミック(H1N1)2009ウイルス感染の症状がないにもかかわらず、5日間の間、両親と別々に、汚い病室に隔離された。2人の保護者らの話によると、Sharm el Sheikh International空港の隠しサーモカメラによるスキャニングにより、8才の娘が拘束された。"hellhole(地獄のような)" hospitalで5日間の休暇を過ごすこととなった。蚊だらけの部屋で、ほかの約30家族とともに、尿で汚染されたベッドを共用させられた。Wellingborough, Northamptonshireの家族は、地元議員に訴え、このような事態について何の情報も伝えていなかった旅行会社からの返金を求めている。Chesterfield Derbyshire の4才児も、家族との休暇のために到着した空港で、豚インフルエンザ症状があるとして隔離された。2日がかりの検査が行われ、豚インフルエンザ検査陽性のためにさらに4日間拘留された...外務省公報の話:エジプト政府当局が実施する対策であり、外務省として行えることはほとんどない。旅行者の体温が平熱を超えれば、最大5日間隔離される。ロンドンのエジプト大使館は、事態は管理されていると話している。旅行会社は、このような手続きに対して、何もできることはないとしている。 [2] Pandemic H1N1 2009 cases 4人目の死者が発生し、1000人以上の患者が報告されている 情報源: SINA, Xinhua News Agency report 、2009年10月30日。 http://english.sina.com/life/2009/1030/281646.html エジプトでは、インフルエンザパンデミック(H1N1)2009ウイルス感染による4人目の死者を報告したことが、30日に報道された。Ismailia Governorateの30才の女性1名が、パンデミック H1N1 2009 ウイルス感染により、29日に死亡した。保健省報道官の話として伝えられた。これまでに、同省は1000人以上の患者を報告している。6月2日に、オランダ経由で米国から入国した、初めてのパンデミック(H1N1)2009ウイルス感染患者である、12才のエジプト-米国国籍の患者を報告している。2006年に鳥インフルエンザによる大きな被害を受けたため、エジプト政府当局は、2009年4月に国内の全てのブタの処分を行っている。 [Mod.CP注-1番目の報告では、シャルムアッシャイフSharm el Sheikh International airportに体温監視(イメージ)装置が設置され、検疫体制が強化されていることに対する、旅行者への公衆衛生上の注意喚起のための投稿である。このような措置がいつまで続けられるのかは判らない。一般的にthermal imaging (赤外線による監視)は、インフルエンザウイルス感染患者の入国対策として、あまり有効ではないとされていて、多くの国々が実施を止めている。2つめの報告では、パンデミックウイルス感染がすでにエジプト北部に蔓延し、感染拡大防止のための家畜のブタの処分が有効ではなかったことが示されている] 地図 The Ismailia Governorate (Al Isma'iliyyah) is located in northeastern Egypt http://www.un.org/Depts/Cartographic/map/profile/egypt.pdf |
原文リンク |