記事日付 | 20091107 |
タイトル | ウエストナイルウイルス-イタリア:(02) |
国名 | イタリア   |
感染症名 | ウエストナイルウイルス |
概要 | 2009年に初めてイタリアで分離された、ヒトのWNVの遺伝子解析 Genome sequence analysis of the 1st human West Nile virus isolated in Italy in 2009 |
和文 | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=19384 2009年、ベネトVeneto地方で新たに6人のWest Nile neuroinvasive disease (WNND 神経侵襲性ウエストナイル病) 症例が確認された。2008年にも、6例が報告されている。無症候性の供血者(献血者)から、初めてヒトからWest Nile virus (WNV) が分離された。このthe human WNV isolate の全遺伝子塩基配列を解析したところ、系統樹上でthe Italy-1998-WNV strain や近年欧州で分離された他のWNVと近縁関係にあり、鳥類での毒性・ウイルス感染伝播増強・ヒトでのアウトブレイク発生に関係する特性である、the NS3-Thr249Pro mutationが獲得されていた。 [Mod.TY注-上記URLに全文が掲載されている。2009年に強毒化し感染力が増す変異が再興したことが懸念される。2008と2009年のWNV分離株の系統学的近縁関係から、この変異を持ったウイルスがイタリア北部に地方病感染化することが予想される。2010年の状況に関心が持たれる] 地図 the Veneto region in north eastern Italy http://www.maplandia.com/italy/veneto/ |
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