感染症速報詳細

記事日付 20091114
タイトル インフルエンザパンデミック(H1N1)2009-マダガスカル:
国名 マダガスカル    
感染症名 インフルエンザパンデミック
概要 パンデミック H1N1 2009 ウイルスの感染流行に見舞われている
和文 マダガスカルの首都アンタナナリボAntananarivoは、新型パンデミック H1N1 2009 ウイルスの感染流行に見舞われている。8月12日に初めての症例がthe National Influenza Center (NIC) at the Institut Pasteur from Madagascar により確認された。患者らは全て、国内感染伝播が確認されている国への渡航歴があった。政府当局は封じ込め計画を立案した。ガイドラインでは、患者の隔離、消毒、確定患者とその接触者のタミフルによる治療が盛り込まれている。10月9日、アンタナナリボAntananarivo (Lycee Francais de Tananarive)で最も大きな学校の1つで大規模流行が発生し、事態は一変した。校内では、200人の寮生boardersを含む1500人以上の生徒が生活していた(accommodates)。第1の流行以降、パンデミック H1N1 2009 ウイルスは首都内に拡大し、12日現在、検査が行われた1500例以上のうち、581例が確定された。患者の多くは首都とその近郊であるが、最近では大都市のアンツィラナナAntsiranana (North),トアマシナ Toamasina (East Coast), マハジャンガMahajanga (West Coast) and Taolagnaro (South), やin a small village (Ambohimandroso)などでも患者が確認されている。資源が限られていることから、現在の対策としては、全国の111あるうちの19か所の歩哨地区からの検体を優先的に検査している。入院患者もしくはリスクのある患者らの検査も優先して行っている。

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