記事日付 | 20091118 |
タイトル | 黄熱-コートジボワール:アフリカ(03) DENGUELE DE |
国名 | コートジボワール   |
感染症名 | 黄熱 |
概要 | 10例の疑い患者のうちの、3例のYF患者が確定診断された |
和文 | http://allafrica.com/stories/200911162030.html 保健当局は、コートジボワール北西部のDenguele regionにおいて、3例のyellow fever [YF 黄熱] 患者を確認した。10例の感染疑い患者があり、うち3例が確定されたと保健省当局者が11日述べた。周辺住民らに対しワクチンの接種が行われているが、正確な人数や場所は明らかにされていない。死者は発生していない。地元のタクシー運転手らは、9日の週の数日間にわたり、Tron Touba 村からOdienne 市まで、4人の10歳代の患者を搬送したと証言している。住民らは、原因不明の病気による死者がいると話している。現地当局はコメントしていない。WHOによると、世界中で毎年およそ20万人の黄熱患者が発生し、うち約3万人が死亡している。治療法はなく、感染し治療を受けられなかった場合、50%の患者が死亡するとされている。ワクチン接種は、"the single most important preventive measure(唯一で最も重要な予防法)"とされている。 [Mod.TY注-Cote d'Ivoire 国内南部にある首都アビジャンAbidjan では、2008年にurban YF 都市型黄熱の流行が発生しており、これを契機に短期間のワクチン接種キャンペーンが行われ、接種者は市内で220万人に達した。現在、the Cote d'Ivoireの政情は不安定flux で、今のところ小規模であるYF流行に対する政府の対応が妨げられる可能性がある。国内北部はthe New Forcesに支配されており、最新の情報によると、政府軍・the New Forcesともに再軍備を進め、29日の選挙準備中に暴動が激化する可能性を秘めている。感染流行に対するワクチン接種キャンペーンを取り巻く状況がさらに複雑化する可能性もある] 地図 the Denguele region http://en.wikipedia.org/wiki/File:Coted'Ivoire_Denguele.png |
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