記事日付 | 20091121 |
タイトル | 発疹熱-米国:テキサスTX 2008-9 |
国名 | 米国   |
感染症名 | 発疹熱 |
概要 | 2008年の感染流行 Outbreak of _Rickettsia typhi_ infection - Austin, Texas, 2008 |
和文 | http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5845a4.htm ノミ媒介性の_Rickettsia typhi_ によるリケッチア疾患である発疹熱の症状は、発熱、頭痛、悪寒、おうと、筋肉痛、発疹などである。テキサスTexas州南部では常在疾患であるが、州中央部オースチンAustinで過去10年間に報告されたのは2例のみである。2008年8月8日、Austin/Travis County Department of Health and Human Services (ATCDHHS) 当局は、 the Texas(テキサス) Department of State Health Services (TDSHS)に対して、発疹熱 murine typhus を示唆する血清検査所見を有する14例の患者に関する報告を行った。同月12日から、CDCの協力を得て、感染流行の規模・可能性のある保有動物・居住地周辺の関連因子に関する調査が開始された。前回の発疹熱感染流行時に匹敵する、33人が確定診断された。重症度は、軽症から重症まで及んでおり、患者の73%が入院を必要とした。診断が遅たり、不十分もしくは全く抗生物質を投与されていないことが、重症化につながった可能性がある。環境調査では、オポッサムとペットが_R. typhi(発疹熱リケッチア)の維持と感染拡大の役目を果たしたことが示唆された:しかし、そのことが真の原因であったかは確定されていない。今回の事例によって、のベクターの数がピークとなる3-11月までの期間を迎える前に、啓蒙活動を通じて、発疹熱に対してより一層の注意をよびかけ、適切な治療や予防対策を周知することの必要性が明らかになった...発端となった2例が報告されたのは2008年4月であった。5月および6月にさらに14例の報告があり、7月に8例の追加報告があった時点で、現地当局は支援を要請し、8月8日にCDCへの調査依頼が寄せられた。調査によってさらに29例の患者が報告され、12月1日に終息した。 以下、臨床および検査学的調査、環境調査、編集部注とつづきます、原文参照願います。 |
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